大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第4号
令和2年 6月27日15時56分 福岡管区気象台発表
九州北部地方では、28日朝にかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
九州北部地方に停滞している梅雨前線の活動が一旦小康状態となりましたが、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が再び活発となるでしょう。
このため、九州北部地方では、28日朝にかけて非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。また、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があります。
<雨の実況>
降り始め(26日21時00分)から27日15時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
福岡県 久留米市津福本町 155.0ミリ
佐賀県 伊万里 185.0ミリ
大分県 日田市椿ヶ鼻 86.5ミリ
長崎県 佐世保市干尽町 145.0ミリ
熊本県 多良木町祓川 106.0ミリ
<雨の予想>
27日から28日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡県 50ミリ
佐賀県 50ミリ
長崎県 50ミリ
大分県 50ミリ
熊本県 60ミリ
27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡県 120ミリ
佐賀県 120ミリ
長崎県 120ミリ
大分県 150ミリ
熊本県 180ミリ
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、28日05時30分頃に発表する予定です。