大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第3号
令和2年 6月27日10時50分 福岡管区気象台発表(訂正)

 九州北部地方では、28日明け方にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。

  九州北部地方に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、28日朝にかけて、前線の活動が活発となるでしょう。
  27日午後は一旦小康状態となる時間帯もありますが再び27日夜から28日明け方にかけて非常に激しい雨が降る見込みです。
  九州北部地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(26日21時00分)から27日10時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  福岡県  久留米市津福本町 153.5ミリ
  佐賀県  伊万里      185.0ミリ
  大分県  日田市椿ヶ鼻    82.0ミリ
  長崎県  佐世保市干尽町  145.0ミリ
 
 <雨の予想>
 27日から28日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡県 50ミリ
  佐賀県 50ミリ
  長崎県 50ミリ
  大分県 50ミリ
  熊本県 50ミリ
 27日12時から28日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡県 120ミリ
  佐賀県 120ミリ
  長崎県 150ミリ
  大分県 120ミリ
  熊本県 180ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や突風に注意してください。
 
  今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、27日16時00分頃に発表する予定です。
 
  訂正箇所:見出しの「28日朝にかけて」を「28日明け方にかけて」に訂正しました。