大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
令和2年 6月26日05時08分 気象庁予報部発表

 西日本や東日本では26日夕方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうにも注意してください。

 [気圧配置など]
  前線が、東シナ海から日本海を通って日本の東にのびています。また、前線上の日本海には低気圧があって、東北東に進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本や東日本では、大気の状態が非常に不安定となっています。
  前線は、27日にかけて北日本や東日本を通過し、西日本では停滞するでしょう。
 
 [防災事項]
  九州北部地方では強い雨の降っている所があり、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。
  西日本や東日本では26日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。九州北部地方では26日朝にかけて、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
 
  27日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方、北陸地方 80ミリ
   中国地方        60ミリ
 の見込みです。
  
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。
  竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理に注意してください。
 
 [補足事項等]
  地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は26日17時頃に発表する予定です。