大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第3号
令和2年 6月26日05時19分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、26日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。26日朝から昼前にかけて土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線が、26日夜にかけて九州北部地方を南下する見込みです。九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
  このため、福岡県では、26日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、26日朝から昼前にかけて土砂災害に警戒してください。
  また、26日昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(24日20時00分)から26日05時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   福岡市早良脇山 126.0ミリ
    福岡市中央区 119.5ミリ
      福岡空港 109.0ミリ
 
 <雨の予想>
 26日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  40ミリ
  北九州地方 40ミリ
  筑豊地方  40ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 26日06時から27日06時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  60ミリ
  北九州地方 60ミリ
  筑豊地方  60ミリ
  筑後地方  80ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、26日11時30分頃に発表する予定です。