大雨と落雷及び突風に関する熊本県気象情報 第2号
令和2年 6月25日16時46分 熊本地方気象台発表
熊本地方と阿蘇地方では、26日朝から昼過ぎにかけて土砂災害に警戒してください。
対馬海峡付近にある梅雨前線が26日夜には九州南部まで南下する見込みです。九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、熊本県では26日未明から昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨の降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
<雨の予想>
26日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 60ミリ
阿蘇地方 60ミリ
天草・芦北地方 40ミリ
球磨地方 40ミリ
25日18時から26日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 150ミリ
阿蘇地方 150ミリ
天草・芦北地方 80ミリ
球磨地方 80ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
平成28年(2016年)熊本地震の影響を考慮し、一部市町村では洪水の警報・注意報について通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
この情報は「大雨に関する熊本県気象情報第1号」を引き継ぐものです。
次の情報は、26日06時頃に発表する予定です。