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静岡県から九州の宮崎県までの広い範囲の海の下で、これまでに大きな地震が100年から200年くらいで繰り返し起きたことが知られています。それらを南海トラフ地震と言います。
南海トラフ地震は、ひとつの巨大な地震として起きたり、２つや３つに分かれて起きたりしてきました。繰り返しの間かくも、短い場合や長い場合がありました。
政府の地震調査委員会（じしんちょうさいいんかい）は、これまでの地震をくわしく調べて、たとえば、これから30年のうちに、南海トラフ地震がどれくらい本当に起きそうかを計算しています。しかし、いつ起きるかはわかりません。だんだんと月日がたてば、そろそろ起きるかも知れないということがわかるくらいです。
そのため、いつ大きな地震が起こってもよいように、ふだんから地震や津波にそなえておくことが大切です。
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