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気温(きおん)、湿度(しつど)、気圧(きあつ)
しつもん 「最小湿度(さいしょうしつど)」と
「実効湿度(じっこうしつど)」って何?
かいとう 湿り(しめり)具合を表す「湿度(しつど)」には、さまざまな呼び方があります。
ふだん、みなさんが目にする「70%」などは、正確には「相対湿度(そうたいしつど)」と呼ばれるものです。
この相対湿度を、一日を通して観測すると、一番小さな値になるときがあります。
このときの湿度を「最小湿度(さいしょうしつど)」と呼びます。
晴れたふつうの日は、最高気温が観測される午後2時~3時頃に、最小湿度を観測することが多いです。

一方、「実効湿度」は、木材の乾燥(かんそう)具合を表すものとされて、当日の平均(相対)湿度と、前日の平均湿度を用いて計算されています。
もっと細かく、2日前や3日前の平均湿度を用いることもあります。
最小湿度が約25%、実効湿度が約60%より低くなると、乾燥して火事が発生しやすくなったり、発生した火事が広がりやすくなると言われています。
気象庁では、最小湿度や実効湿度をもとにして「乾燥注意報」を発表し、注意を呼びかけています。

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