はれるんライブラリー
しつもん&かいとう
しつもんへ移動
てんきをしる
天気予報、天気図、警報(けいほう)、注意報(ちゅういほう)
しつもん 注意報や警報(けいほう)とは何ですか?また、どのように発表するのですか?
かいとう 大雨や大雪、強い風などによって「災害が起こりそうな状況になりつつあるので注意が必要です」という場合に注意報を発表します。また、「さらに大きな災害が起こりそうな状況がさしせまってきており、警戒が必要です」という段階になると警報を発表します。
台風が近づいて来たり、梅雨前線の活動が活発になったり、冬型の気圧配置が強まったりする時には、大雨や大雪、強い風などによって災害の起こるおそれがあります。このため、各地の気象台の予報官はさまざまな機器によって観測した雨や雪の降り方や風の吹き方などを監視するとともに、数値予報などを用いていつ頃から雨や雪、風が強くなるのか、また、最も強くなるのはいつごろか、いつまで続くのか、など今後の見通しをたてます。そして、数時間後に雨や雪の量や風の強さが災害を起こすおそれのある値( これを「基準値」と呼んでいます )に達すると判断した場合には、直ちに警報や注意報を発表して、防災関係機関や報道機関などに伝えて、警戒や注意を呼びかけます。
警報や注意報の基準値は、市町村等ごとに決めています。
例えば、神奈川県横浜市の大雪注意報の「基準値」は、「24時間に降る雪の量が5センチ」です。「基準値」を超えるような状況になると電車が遅れたり、自動車がスリップするなどの交通障害や事故が起こりやすくなります。
もどる しつもんいちらんのトップへ
All Rights Reserved, Copyright (c) Japan Meteorological Agency
とじる