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てんきをしる
台風
しつもん 台風は、北上してくると、どのように変化するのですか?
かいとう 熱帯地方(ねったいちほう)で生まれた台風は、暖かい海面から供給(きょうきゅう)される水蒸気が雲(細かな水の粒の集まり)になるときに放出(ほうしゅつ)される熱をエネルギーとして発達します。一方,海面や陸上との摩擦(まさつ)によって、たえずエネルギーを失います。このように、供給されるエネルギーと失うエネルギーとのバランスによって、発達したり弱まったりしているのです。
台風が北上して熱帯地方から温帯地方に進んでくると、上空に寒気が流れ込むようになり,次第に温帯低気圧(おんたいていきあつ)に変わります。あるいは,北に向かうほど海水の温度が下がってエネルギーの供給が減ったり、上陸して摩擦が強まることでエネルギーが少なくなったりして弱まり、熱帯低気圧(ねったいていきあつ)に変わることもあります。
詳しくは、気象庁ホームページの「台風の一生」をご覧ください。
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