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てんきをしる
台風
しつもん 台風による被害はどのようなものがあるのですか?
かいとう 台風の大きさや強さによって影響の大小は変わりますが、台風の中心が近づく地域では非常に強い風が吹いたり、激しい雨が降ったりします。
非常に強い風が吹くと、家を修理しようとして屋根に上った人が転落したり、建物が壊れたり、農作物が傷ついたりします。激しい雨が降り続くと、川の水があふれたり、建物が水につかったり、橋が流されたり、山やがけが崩れたりします。
海上では風が強まるとともに波が高くなるため、船が転覆(てんぷく)したり、座礁(ざしょう)して動けなくなったりします。
また、同じ向きに風が吹き続けると、湾などの海面水位が上昇し、陸地に浸入した大量の海水が建物を壊すこともあります。さらに、台風による降水量が少なかった地域では、海から陸に向かって吹いた強い風に含まれる塩により、送電線がショートするなどして停電が発生したり、農作物が枯れたりする被害が生じることもあります。
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