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風、竜巻(たつまき)、雷(かみなり)、ひょう
しつもん 偏西風(へんせいふう)、偏東風(へんとうふう)って何?
かいとう  偏西風とは、地球の周りを西から東へ向かってふいている風のことです。地上ではなく、上空で観測されます。地球の北極・南極に近づくほど寒く、赤道付近に近づくほど暖かいために起こる「温度差」と「地球の自転」という2つの原因でふきます。偏西風は、南北の温度差が大きく、自転の効果も大きい中緯度(ちゅういど)地帯(北極・南極や赤道付近以外の地域)でよく見られます。
偏東風は逆に、地球の周りを東から西へ向かってふいている風のことです。地球が自転しているために起こります。偏東風は、南北の温度差はあまりありませんが、自転の効果が大きい赤道付近でよく見られます。この偏東風を「貿易風(ぼうえきふう)」とも呼びます。北極や南極の周りにも弱い偏東風がふいています。
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