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てんきをしる
しつもん どうして雲はういているの?
雲は何でできてるの?
ひこうき雲はどうしてできるの?
かいとう 雲は空気中の水蒸気がまとまった小さい水のつぶの集まりです。いくら小さなつぶでも、空気よりは重たいので、通常は空にういていることはできません。しかし、上昇気流(じょうしょうきりゅう)と呼ばれる空気の流れ(風が上に向かって吹く)がある場合は、小さな水のつぶが落下することなく空気中に浮かぶことができます。つまり、上に向かって吹く風によりういていることになります。当然、水てきが大きくなれば、上昇気流ではうかんでいられなくなり、雨となって地上に降ってきます。
ひこうき雲は、上空の温度の低く湿度(しつど)の高い空気中にジェット機などの温度の高いはい気ガスが放出されたときに、排気ガス中の水蒸気などが小さな水てきとなって雲ができる現象で、冬の寒い日に人間がはく息が白く見えるのと同じことです。
当然、上空の温度や湿度、ジェット機のはい気ガスの温度などにより、ひこうき雲ができるときとできないときがあります。
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