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てんきをしる
雨、雪
しつもん 雨の良いところ、悪いところは?
かいとう 地球上のすべての生き物にとって「雨」と「水」はとても大切なものです。
人間にとっては、田んぼや畑に育つイネや野菜などの作物を育てるための「農業用水」として、とても大切な役割を持っています。
その他、みなさんが飲む飲み水や、洗たくやおフロに使われる「生活用水」、製鉄工場やパルプ工場などに使われる「工業用水」など、雨のもたらす恵みはさまざまなところで大切な役割を持っています。
しかし、雨が多すぎると、洪水(こうずい)などが起き、ときには人の命をうばってしまうような大きな災害に結びついてしまうこともあるのです。
また、作物が育つには、水のほかに適度な太陽の光が必要なことも知ってると思います。
雨が多いということは、雲が太陽をかくしてしまうことが多く、作物に太陽の光が十分に届かず、作物の育ちが悪くなったり、病気が発生しやすくなったりします。
その他、みなさんの身近なところでは、じめじめとして、洗たく物がかわきにくくなったり、食べ物にカビが付きやすくなって、食中毒も発生しやすくなります。
雨は多すぎても困りますが、少なすぎても困るのです。
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