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火山の状況に関する解説情報: 霧島山(新燃岳)


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火山名 霧島山(新燃岳) 火山の状況に関する解説情報 第23号
平成30年3月3日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳では、活発な噴火活動が継続しています。新燃岳火口から概ね3k
mの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石、及び新燃岳火
口から概ね2kmの範囲では火砕流に警戒してください。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 新燃岳では、1日11時頃から噴火を確認し、本日(3日)15時現在も
噴火が継続しているもようです。
 噴煙の量は昨日(2日)18時頃からやや増加するとともに、噴煙の色は
灰白色から灰色へと濃く変化しました。噴煙の高さは最高で火口縁上100
0mまで上がりました。本日、14時40分頃からは天候不良のため、噴煙
の状況は不明です。

 本日、現地調査を実施し、宮崎県高原町付近では道路上の白線が見えなく
なる程度の降灰を確認しました。

 新燃岳では、引き続き、浅い場所を震源とする低周波地震が発生していま
す。また、火山性微動も1日から継続して発生しています。
 
 3月2日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお
、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
                  火山性地震    火山性微動
  3月2日             101回       継続
    3日15時まで         77回       継続

 GNSS連続観測では、2017年7月頃から霧島山を挟む基線の伸びが
継続しています。このことから、霧島山の深い場所でマグマの蓄積が続いて
いると考えられます。

2.防災上の警戒事項等
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概
ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範
囲では警戒してください。
 風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降る
おそれがあるため注意してください。
 爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも
注意してください。
 地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(日)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>