キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

ホーム
防災情報
各種データ・資料
知識・解説
気象庁について
案内・申請
ホーム > 防災情報 > 火山の状況に関する解説情報

火山の状況に関する解説情報: 霧島山(新燃岳)


過去の火山の状況に関する解説情報
火山の状況に関する解説情報一覧
火山名 霧島山(新燃岳) 火山の状況に関する解説情報 第49号
平成29年12月4日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 12月1日から12月4日15時までの霧島山(新燃岳)の活動状況をお
知らせします。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 新燃岳では、火山活動がやや高まった状態が続いています。

 新燃岳火口付近を震源とする火山性地震が12月1日以降増加し、2日に
は201回発生しました。振幅のやや大きな地震も時々発生しています。
 火山性微動は11月30日以降、観測されていません。

 監視カメラによる観測では、白色の噴煙が火口縁上200mまで上がりま
した。

 12月1日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。な
お、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震    火山性微動
  12月 1日         48回       0回
      2日        201回       0回
      3日         56回       0回
      4日15時まで    40回       0回
 
 地殻変動観測では、新燃岳の明瞭な山体膨張を示す傾斜変動は認められま
せん。GNSS連続観測では、7月頃からみられていた霧島山を挟む基線で
の伸びが一時停滞していましたが、10月末以降、再び伸びがみられます。
このことから、霧島山の深い場所でマグマが蓄積されていると考えられます
。

2.防災上の警戒事項等
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね2kmまで、火砕流が概
ね1kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね2kmの範
囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流
されて降るおそれがあるため注意してください。
 また、爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石
流にも注意してください。
 地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
 

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>