浅間山の噴火警戒レベルを1へ引下げ

報道発表日

令和3年8月6日

概要

 本日(6日)14時00分に浅間山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)に引き下げました。 浅間山では、火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりましたが、突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。

本文

 浅間山では、山体浅部を震源とする火山性地震は減少傾向がみられており、山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動はほぼ停滞しています。また、山頂火口からの噴煙量及び火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、概ね少ない状態で経過しています。
 浅間山の火山活動は低下しており、火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられることから、本日(6日)14時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

 今後も、火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火の可能性がありますので、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課火山監視・警報センター 新出
電話:03-6758-3900

資料全文

参考資料


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