口永良部島の噴火警戒レベルを2へ引下げ

報道発表日

令和3年1月19日

概要

本日(19日)11時00分に口永良部島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き下げました。引き続き、新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。

本文

 口永良部島では、令和2年8月30日以降、噴火は観測されていません。また、同年11月頃からは、新岳火口付近の浅い所を震源とする火山性地震に減少傾向がみられ、規模の大きな火山性地震も観測されていません。一方、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量はやや多い状態が続いており、引き続き規模の小さな噴火の可能性があります。  
 これらのことから、本日(19日)11時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。  

 新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。  
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。  
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山監視課 高木
電話:03-6758-3900(内線5182) FAX:03-3434-9044

資料全文

参考資料


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Acrobat Reader DCが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ