令和2年12月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

令和3年1月12日

概要

令和2年12月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    • 全国の地震活動
      12月12日の岩手県沖の地震(M5.6)により最大震度5弱を観測しました。
      12月18日の新島・神津島近海の地震(M5.0)により最大震度5弱を観測しました。
      12月21日の青森県東方沖の地震(M6.5)により最大震度5弱を観測しました。この地震により、負傷者1人の被害がありました(令和2年12月28日現在、被害は総務省消防庁による)。
      全国で震度3以上を観測した地震の回数は13回で、このうち、最大震度4以上を観測した地震は6回でした。日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は74回でした。

  • 火山活動
    警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和3年1月12日14時現在)。
    諏訪之瀬島では、28日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
    西之島では、18日に火口周辺警報(入山危険)及び火山現象に関する海上警報を発表し、警戒が必要な範囲を2.5km から1.5kmに縮小しました。
    霧島山(新燃岳)では、11日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。25日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。


問合せ先

地震:地震火山部 管理課   担当 鎌谷 電話 03-6758-3900(内線 5104)FAX 03-3584-8642
火山:地震火山部 火山監視課 担当 高木 電話 03-6758-3900(内線 5182)FAX 03-3434-9044

資料全文

参考資料




国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。


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