霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを2へ引上げ
報道発表日
令和2年12月25日
概要
本日(25日)21時00分、霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。新燃岳火口から概ね2㎞の範囲では警戒が必要です。
本文
霧島山(新燃岳)では、12月18日から火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、火山活動が高まった状態となっています。
今後、新燃岳火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があることから、本日(25日)21時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1㎞まで達する可能性があります。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
問合せ先
気象庁地震火山部火山監視課 高木
電話:03-3434-9119 FAX:03-3434-9044
資料全文
参考資料
- 霧島山(新燃岳)の噴火警報
- 霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料 [PDF形式:1.7MB]
- 霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル判定基準 [PDF形式:35KB]
- 霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル(リーフレット) [PDF形式:1.1MB]