台風第10号の今後の見通し(進路・暴風・河川の増水・氾濫など)について
報道発表日
令和2年9月3日
本文
強い台風第10号は、今後特別警報級の勢力まで発達し、5日から6日にかけて沖縄地方に接近する見込みです。その後も特別警報級の勢力を維持したまま北上を続け、6日から7日にかけて奄美地方から九州に接近または上陸するおそれがあります。台風の予報にはまだ幅がありますが、広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあります。
台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり最大級の警戒が必要です。明日4日(金)までに台風への備えを終わらせるようお願いいたします。
気象庁の発表する最新の台風情報に留意するとともに、各地の気象台の発表する早期注意情報や警報・注意報などの気象情報に留意し、自分の命、大切な人の命を守るため、早めの対策をお願いいたします。
※お住まいの場所が安全な場所か否かハザードマップなどで改めて確認し、安全ならば自宅内での安全確保を、危険な場合は指定された避難場所への移動のほか、安全な親戚・知人宅等への移動も考えてください。新型コロナウイルス感染の懸念もありますが、危険な場所にいる人は自宅の外への避難をためらわないでください。
今後の予想を含めた最新の情報は、地元の気象台が発表した気象情報や気象庁ホームページの危険度分布をご利用ください。
問い合わせ先
本報道発表に関するお問い合わせ:
国土交通省水管理・国土保全局河川環境課 03-5253-8448
気象庁予報部予報課 03-3211-8303
資料全文
※別添資料の4枚目(全体の5枚目)の台風第10号の進路予想図(3日15時)中の台風の中心気圧、最大風速を修正しました(誤:「3日15時 強い 970hPa 35m/s」→正:「3日15時 強い 965hPa 40m/s」)。また、別添資料の5枚目(全体の6枚目)の大雨、暴風、波浪高潮の警報級となる可能性のある期間(3日11時時点)を3日17時時点に更新しました。(令和2年9月3日)
最新の気象情報等
- 防災気象情報と警戒レベルとの対応について
- 気象警報・注意報(雨,洪水,暴風(雪),波浪,高潮,大雪などによる、災害への警戒・注意を呼びかける)
- 危険度分布(どこで土砂災害、浸水害、洪水害の危険度が高まると予測されているかを地図上で表示)
- 各地の気象情報(気象概況や大雨の見通し)
- 台風情報(台風の位置・強さ・速度などの解析・予報、大雨や暴風の見通し)
台風情報
台風に関する気象情報(全般台風情報)
- 指定河川洪水予報(国や都道府県の管理する主な河川の氾濫の危険度を予測)
- 土砂災害警戒情報(命に危険が及ぶ土砂災害の発生が切迫したときに厳重な警戒を呼びかける)
- 最新の気象データ
雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) レーダー・ナウキャスト 今後の雨(降水短時間予報)
降水の状況(観測データ) 風の状況(観測データ) 衛星画像

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