東京レーダーで二重偏波気象レーダーの運用を開始します

報道発表日

令和2年3月5日

概要

東京レーダーを、雨の強さや雨雲の動きを従来よりも正確に捉えられる二重偏波気象レーダーに更新し、本日、令和2年3月5日15時から運用を開始します。

本文

 二重偏波(にじゅうへんぱ)気象レーダーは、水平・垂直の2種類の電波を用いて雨粒の特徴を捉えることで、 降水強度を従来よりも正確に観測できるレーダーです。本レーダーの特徴については、別紙をご覧ください。
 気象庁では、台風や局地的豪雨等大雨の監視能力を強化し、警報・注意報等の情報を改善するため、 今後、全国の気象レーダーを、順次、二重偏波気象レーダーに更新していくこととしております。
 今般、その初号機として東京レーダー(千葉県柏市)に二重偏波気象レーダーを導入し、本日3月5日15時から運用を開始します。
 これにより、関東地方を中心に、雨の強さや雨雲の動きを従来よりも正確に捉え、現在の雨の降り方の面的分布や「ナウキャスト」等の雨量予測精度の向上が期待されます。

 このレーダーの観測結果は、運用開始後から、気象庁ホームページ内の「雨雲の動き」や「レーダー・ナウキャスト」、 及び気象庁から配信する気象レーダー関連観測資料へ反映されます。
 
 <参考>気象庁ホームページ関連URL
  雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)
  https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
  レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
  https://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

問合せ先

観測部観測課 担当 梶原
電話:03-3212-8341(内線4173) FAX:03-6684-1742

資料全文

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