エルニーニョ監視速報(No.324)について
2019年8月の実況と2019年9月〜2020年3月の見通し
報道発表日
令和元年9月10日
概要
- エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。一方、インド洋熱帯域は海面水温の高い状態が解消しつつある。
- 今後冬にかけてエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高い(60%)。
本文
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっています。一方、インド洋熱帯域は海面水温の高い状態が解消しつつあります。
太平洋赤道域では、東部の海面水温は平年並で、海洋表層の水温は平年からの隔たりが小さいことから、今後しばらくはこの状態が続くと考えられます。
エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後冬にかけてはエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高いと見込んでいます。
以上を内容とする「エルニーニョ監視速報(No.324)」を本日14時に発表しました。
問い合わせ先
地球環境・海洋部 気候情報課 担当 吉川・石崎・杉本
電話 03-3212-8341(内線)5134・5135
資料全文
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