令和元年6月18日22時22分頃の山形県沖の地震に伴う大雨警報・注意報発表基準の暫定的な運用について
報道発表日
令和元年6月19日
概要
令和元年6月18日22時22分頃の山形県沖の地震による地盤の緩みを考慮し、揺れの大きかった新潟県村上市及び山形県鶴岡市について、大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を引き下げて運用します。
本文
令和元年6月18日22時22分頃の山形県沖の地震により、新潟県で最大震度6強、山形県で最大震度6弱を観測しました。
新潟県及び山形県の揺れの大きかった地域では、地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっていると考えられます。
このため、震度6強を観測した新潟県村上市及び震度6弱を観測した山形県鶴岡市については、通常よりも警戒を高めるため、当分の間、大雨警報・注意報の発表基準(土壌雨量指数基準)を、通常基準より引き下げた暫定基準を設けて運用します。
【新潟県】
暫定基準:通常基準の7割 暫定基準を設ける市町村:村上市
【山形県】
暫定基準:通常基準の7割 暫定基準を設ける市町村:鶴岡市
なお、大雨警報(土砂災害)の危険度分布※についても、今回の暫定基準が反映されたものとなり、引き続き避難対象地域の絞込みに活用いただけます。
また、今後は地震後の降雨と土砂災害の関係を調査し、必要に応じて暫定基準を見直します。
※ 大雨警報(土砂災害)の危険度分布は、大雨による土砂災害発生の危険度の高まりを、地図上で5段階に色分けして示す情報です。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html#b
問い合わせ先
気象庁予報部予報課気象防災推進室 担当:髙橋・吉松
03-3212-8341(内線3126・3189)
資料全文
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