口永良部島の噴火警戒レベルを2へ引下げ

報道発表日

令和元年6月12日

概要

 口永良部島の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。引き続き、新岳火口から概ね1㎞の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2㎞の範囲では、火砕流に警戒してください。

本文

 口永良部島では、2月3日以降、噴火は観測されていません。また、新岳火口付近の浅い場所を震源とする火山性地震は2月以降減少しており、規模の大きな噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。一方、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量はやや多い状態が続いていることから、引き続き、小規模な噴火の可能性があります。
 以上のことから、本日(12日)11時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。

 新岳火口から概ね1㎞の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2㎞の範囲では、火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

問合せ先

気象庁地震火山部火山課 高木
電話:03-3212-8341(内線4538)

資料全文


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