平成30年9月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成30年10月9日

概要

平成30年9月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    • 全国の地震活動
      9月6日、「平成30年北海道胆振東部地震」(M6.7)が発生し、最大震度7を観測し、死者41人などの被害がありました(被害は総務省消防庁による)。このほか震度5弱以上を観測した地震は1回で、上記の約3時間後に発生したM5.4の地震で最大震度5弱を観測しました。
      全国で震度3以上を観測した地震の回数は67回で、このうち、最大震度4を観測した地震は21回でした。日本及びその周辺におけるM4.0 以上の地震の回数は137回でした。

  • 火山活動
    吾妻山では、小規模な噴火が発生する可能性があると判断し、15日に火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
    草津白根山(白根山(湯釜付近))では、湯釜火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、21日に草津白根山の火口周辺警報を切り替え、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。その後、28日に再び火山活動が高まったことから、28日に草津白根山の火口周辺警報を切り替え、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
    その他の火山については、警報・予報事項に変更はありません。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 担当 尾崎  電話 03-3212-8341(内線 4581)FAX 03-3212-2857
火山:地震火山部火山課 担当 長谷川 電話 03-3212-8341(内線 4538)FAX 03-3212-3648

資料全文

参考資料




国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。


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