台風第13号について(8月8日)

報道発表日

平成30年8月8日

本文

・強い台風第13号は、8日12時現在、勝浦市の南南東の海上を北北西に進んでいます。今後、台風は速度が遅いまま進路を次第に北よりに変えて、8日夜遅くから9日午後にかけて強い勢力を維持したまま、関東地方や東北地方太平洋側にかなり接近し、上陸するおそれもあります。その後、関東地方と東北地方太平洋側の沿岸を北上する見込みです。

・関東甲信地方と東北地方には台風の外側をまわる雨雲がかかり始めています。8日夜から9日にかけて、台風中心付近の雨雲により、関東地方と東北地方太平洋側を中心に非常に激しい雨が降り、局地的には1時間80ミリ以上の猛烈な雨となるおそれがあります。9日12時までの24時間の雨量が多いところで関東地方で350ミリ、東北地方で200ミリなど大雨となるでしょう。

・東日本太平洋側と東北地方太平洋側は台風の接近に伴い、次第に風が強まり、8日夕方から暴風となり、9日には猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなる見込みです。

・年間で潮位が高い時期にあたり、関東地方と東北地方の太平洋側では、台風が接近する時間帯や満潮の時間帯を中心に高潮のおそれがあります。

・大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、うねりを伴った高波、高潮に厳重に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意してください。各地の気象台の発表する警報・注意報など気象情報に留意するとともに、危険度分布を活用し、市町村の避難勧告等に従って、早め早めの避難をお願いします。 


 今後の予想を含めた最新の情報は各地の気象台が発表した気象情報をご利用ください。

問い合わせ先

 本報道発表に関するお問い合わせ:
  気象庁予報部予報課  03-3211-8303

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