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平成30年4月の地震活動及び火山活動について

報道発表日

平成30年5月10日

概要

平成30年4月の地震活動及び火山活動について解説します。

本文

  • 地震活動
    • 全国の地震活動
       4月9日に島根県西部でM6.1の地震(最大震度5強)が発生し、重傷2人、軽傷7人等の被害が生じました(総務省消防庁による、以下同じ)
       4月14日に根室半島南東沖でM5.4の地震(最大震度5弱)が発生しました。この地震による被害はありませんでした。
       全国で震度3以上を観測した地震の回数は22回で、このうち、最大震度5強を1回、最大震度5弱を1回、最大震度4を観測した地震は6回でした。 日本及びその周辺におけるM4.0 以上の地震の回数は84回でした。

  • 火山活動
    霧島山(新燃岳)では、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
    桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
    草津白根山(白根山(湯釜付近))では、21日19時頃から湯釜付近を震源とする火山性地震が増加し、21日頃から湯釜火口付近の傾斜計でわずかな変化が観測されたことから、火山活動が高まっていると判断し、 22日07時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
    草津白根山(本白根山)では、本白根山鏡池付近から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
    浅間山では、山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
    霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、19日15時39分頃に硫黄山の南側で噴火が発生し、火孔から200~300m程度まで大きな噴石が飛散したことから、19日15時55分に火口周辺警報を発表し、 噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。活発な噴気活動は続いていますが、今後想定される噴火の規模から警戒の必要な範囲は硫黄山から概ね1kmの範囲と判断し、 5月1日(期間外)14時00分に火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
    口永良部島では、18日11時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。 また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
    諏訪之瀬島では、火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
    秋田駒ヶ岳では、3日に振幅の小さな火山性微動が発生し、微動の直後及び24日に低周波地震も発生しました。火山性地震の増加が時々みられ、火山性微動と低周波地震が発生したことから、今後の火山活動の推移に注意してください。 なお、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意してください。
    阿蘇山では、孤立型微動が引き続き多い状態で経過しましたが、その他の観測データに特段の変化はみられません。火口内で土砂や火山灰が噴出し、火口縁に影響を及ぼす可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
    薩摩硫黄島では、火山性地震が少ない状態で経過するなど火山活動は低下しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなったことから、27日14時00分に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から 1(活火山であることに留意)に引き下げました。活火山であることから、火口内では火山灰等が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。なお、地元自治体が実施している立入規制等に留意してください。

    その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

問い合わせ先

地震:地震火山部管理課 担当 尾崎  電話 03-3212-8341(内線 4581)FAX 03-3212-2857
火山:地震火山部火山課 担当 長谷川 電話 03-3212-8341(内線 4538)FAX 03-3212-3648

資料全文

参考資料




国土地理院のGNSSによる地殻変動観測については、 国土地理院ホームページの記者発表資料 を参照ください。


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