気象観測に関する国際ワークショップの開催について ―アジア各国の観測データの品質向上を目指して―

報道発表日

平成30年3月13日

概要

アジア内の国家気象機関の観測担当者を対象に、気象観測データの品質管理能力の向上をはかる国際ワークショップを、平成30年3月19日(月)から23日(金)にかけて東京及びつくばにおいて開催します。

本文

適切な防災情報の発表や温暖化などの気候監視には、品質の良い観測データが必要です。一方、世界気象機関(WMO)第Ⅱ地区(アジア)においては、特に途上国の国家気象機関における気象観測データの品質管理能力の向上が課題となっています。 このため、気象庁は、WMOが推進するWMO統合全球観測システム(WIGOS)の取り組みとして、アジア各国を対象に品質管理に関する国際ワークショップを過去二回実施してきました。 第三回目の今回は、アジア内の12か国及び2機関から28名が参加して、防災に特に重要な雨量観測をテーマとした研修を行うとともに、観測データの品質改善並びにそれらを活用した防災気象情報の強化に向けた議論を行います。 アジアの途上国では例年台風や大雨により多くの人命が失われています。当庁では今後も、防災や気候監視の基本となる気象観測の品質向上に向けて積極的に貢献していきます。

問い合わせ先

気象庁観測部計画課 平野、蠣原
03-3212-8341(内線4126、4183)

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