蔵王山の噴火警戒レベルを2へ引上げ

報道発表日

平成30年1月30日

概要

本日(30日)14時38分に蔵王山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引上げました。
想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2キロメートルの範囲で警戒が必要です。

本文

 蔵王山では、火山性微動が28日に1回、30日0時台および14時台に1回ずつ観測されました。本日14時18分頃から31分にかけて発生した火山性微動の振幅は、これまで観測された中で最大のものです。
 また、坊平観測点の傾斜計においては、山頂の南方向が隆起する地殻変動が継続しています。
 これらのことから、本日(30日)14時38分に蔵王山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引上げました。
 蔵王山では、小規模な噴火が発生する可能性があります。想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2キロメートルの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 また、火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

問い合わせ先

地震火山部火山課 担当 小久保 電話 03-3212-8341(内線 4538)FAX 03-3212-3648

資料全文

参考資料

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