津波情報等に活用する沖合の地震津波観測地点の追加について
報道発表日
平成29年10月31日
概要
平成29年11月16日12時から、津波情報等に活用する沖合の地震津波観測地点を追加します。
本文
気象庁では、関係機関の協力も得て、沖合に設置された海底津波計及び海底地震計を津波警報等及び津波情報の発表等に活用しています。
今般、国立研究開発法人防災科学技術研究所が北海道沖から房総沖に設置した日本海溝海底地震津波観測網(S-net)のうち、海溝軸付近に設置した海底津波計25点について、観測データを活用する準備が整ったことから、津波情報での活用を開始します。これにより、津波警報等の更新及び沖合の津波観測に関する情報の迅速化や精度向上が図られます。また、津波情報において津波の観測値を発表する津波観測点は383地点から408地点になります。
また、S-net及び紀伊半島から四国沖に設置された地震・津波観測監視システム(DONET)の海底地震計についても、津波警報等で用いる震源の精度向上のために、震源決定への活用を新たに開始します。
これらの活用開始の時期は、平成29年11月16日12時の予定です。
図表等を含めた資料全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部地震津波監視課
03-3212-8341(内線4839)
S-net及びDONETに関しては
国立研究開発法人防災科学技術研究所企画部広報課
029-863-7784
資料全文
- 津波情報に活用する観測地点の追加について [PDF形式:302KB]
※資料本文(1p目)9行目を訂正しました(平成29年11月7日)。
・誤:地震・津波観測システム → 正:地震・津波観測監視システム