台風第21号について(10月22日14時00分)
報道発表日
平成29年10月22日
本文
<台風>台風第21号は、22日12時現在、超大型で非常に強い勢力(中心付近の最大風速45メートル)で四国の南海上を北上しています。台風は速度を上げながら北上し、22日夜から23日朝にかけ、強い勢力を維持して東海地方や関東地方にかなり接近し上陸する見込みです。
<大雨>22日12時までの24時間雨量が紀伊半島で300ミリを超えるなど台風の接近前から大雨となっています。23日にかけ、西日本と東日本を中心に非常に激しい雨が降り、局地的には1時間80ミリ以上の猛烈な雨が降る見込みです。23日12時までの24時間の雨量が東海地方で600ミリ、近畿地方と北陸地方で400ミリなど広い範囲で大雨となるおそれがあります。
<暴風・高波>広い範囲で非常に強い風が吹き、海はうねりを伴い大しけとなっています。西日本と東日本では22日夜から23日にかけ、北日本では23日朝から、猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込みです。
<高潮>全国的に潮位が高い大潮の時期であり、台風が接近する時間帯や満潮の時間帯を中心に高潮のおそれがあります。
<警戒事項>大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、うねりを伴った高波、高潮に厳重に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意してください。各地の気象台の発表する警報・注意報など気象情報に留意するとともに、市町村の避難勧告等に注意してください。
今後の予想を含めた最新の情報は各地の気象台が発表した気象情報をご利用ください。
【本報道発表に関するお問い合わせ】
気象庁予報部予報課 03-3211-8303
資料全文
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