霧島山(新燃岳)の火口周辺警報を切替え警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大

報道発表日

平成29年10月15日

概要

本日(15日)19時00分に霧島山(新燃岳)の火口周辺警報を切替え、警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大しました。

本文

 霧島山(新燃岳)では、本日(15日)に実施した現地調査で火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり11,000トン(前回13日1,400トン)と急増しました。火山性微動も継続しており、振幅も本日午後から更に大きくなっています。
今後、更に活動が活発になる可能性があることから、本日(15日)19時00分に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)の切替を行い、警戒が必要な範囲を2kmから3kmに拡大しました。
新燃岳火口から概ね3kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。
風下側では火山ガスにも注意してください。また、地元自治体等が発表している火山ガスの情報にも留意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。降雨時には土石流に注意してください。

問い合わせ先

気象庁地震火山部火山課
電話 03-3284-1749

資料全文


参考資料


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