霧島山(新燃岳)に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表
報道発表日
平成29年10月11日
概要
本日(11日)11時05分に霧島山(新燃岳)に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)から噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げました。
本文
霧島山(新燃岳)では、本日(11日)05時34分頃に噴火が発生しました。その後も噴火が継続し噴煙量も増加しています。また、火山性微動も継続しており、振幅も次第に大きくなっています。地殻変動観測では、新燃岳山体が膨張する傾斜変動が継続しています。
今後、更に活動が活発になる可能性があることから、本日(11日)11時05分に火口周辺警報を発表し、 噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部火山課
電話 03-3284-1749
資料全文
- 霧島山(新燃岳)に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表[PDF形式:208KB]
※報道発表資料 霧島山(新燃岳)火山活動経過図を訂正しました。
・上図の訂正 誤:湯之野1分平均振幅 → 正:新燃岳南西1分平均振幅(平成29年10月11日)
・下図の訂正 誤:湯之野1分平均振幅二乗積算 → 正:新燃岳南西1分平均振幅二乗積算(平成29年10月11日)