台風第18号について(9月15日14時00分)

報道発表日

平成29年9月15日

本文

 台風第18号は、非常に強い勢力で17日に九州にかなり接近し、上陸するおそれがあります。台風は17日から18日にかけて日本列島に沿って北上する見込みで、西日本から東日本・北日本にかけての広い範囲で大雨や暴風などによる災害が発生するおそれがありますので厳重に警戒してください。
 
<大雨>前線の活動が活発となっており、15日は九州南部を中心に、16日は西日本から東日本の広い範囲で大雨となる見込みです。また、16日からは台風本体を取り巻く発達した雨雲の影響も加わるため、18日にかけて西日本から東日本・北日本の広い範囲で非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨を伴い大雨となる見込みです。土砂災害、河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重に警戒してください。

<暴風・高波>台風の中心付近では猛烈な風が吹いています。台風の接近に伴い、16日は九州、17日は西日本を中心に広い範囲で非常に強い風が吹き、猛烈な風が吹く所もある見込みです。海はうねりを伴い猛烈なしけとなるおそれがあります。暴風や高波に厳重に警戒してください。

<高潮>大潮の時期に向かい次第に潮位が高くなります。台風の進路にあたる湾・沿岸では、台風が接近する時間帯や満潮時間帯を中心に高潮に警戒してください。

<竜巻・突風>竜巻などの激しい突風は台風から離れた場所でも発生しますので、十分注意してください。

 台風の速度が次第に速くなることから、台風の進路にあたる地域では急に雨や風が強まりますので、各地気象台の発表する警報・注意報など気象情報に留意するとともに、市町村の避難勧告等に注意してください。

 大雨による土砂災害、洪水、低い土地の浸水をはじめ、暴風、高波、高潮など、自分のいる場所ではどのような災害が起こりやすいのかを予め確認し、明るいうちに安全な場所に移動するなど、雨や風が強まる前に早め早めの安全確保をお願いします。

 雨や風が強い間は屋外での作業や不要な外出は控え、海岸や増水した河川・用水路など危険な場所には絶対に近づかないようお願いします。

 今後の台風の進み方によっては状況が変わってきますので、最新の情報を利用してください。
 (気象庁HP: http://www.jma.go.jp/jma/index.html)


 【本報道発表に関するお問い合わせ】
  気象庁予報部予報課  03-3211-8303

資料全文


最新の気象情報


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ