地磁気の乱れに関する情報

報道発表日

平成29年9月8日

概要

9月8日から太陽面で発生した大規模な爆発に対応するとみられる大きな地磁気の乱れを観測しています。

本文

気象庁地磁気観測所(茨城県石岡市柿岡)では、現在地磁気の乱れを観測しています。 地磁気の乱れの特徴がよくあらわれる地磁気の水平成分の変化は、本日8日06時前に始まり、08時00分から大きくなり、その後現在まで活発な状況が続いています。 変動幅は 206nT(ナノテスラ)に達しています(18時現在。1924年以降では1941年7月4日に700nT以上を記録したのが最大)。 今回のように大きな地磁気の乱れが起きると、通信障害等が発生する場合があります。 この地磁気の乱れは、9月4日頃から頻発している太陽表面での爆発に対応するとみられ、(国立研究開発法人)情報通信研究機構によると9月6日20時53分に大規模な(X9.3)のフレアが発生したとの発表があり、今後も注意深く観測してまいります。 最新の地磁気の状況は、気象庁地磁気観測所のホームページでご覧下さい。

【気象庁地磁気観測所ホームページ】

  http://www.kakioka-jma.go.jp/

問い合わせ先

気象庁地磁気観測所技術課
0299-43-1876

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