台風第5号の今後の見通しについて(8月6日11時20分)
報道発表日
平成29年8月6日
本文
強い台風第5号は、九州南部にかなり接近しており、上陸のおそれもあります。6日はゆっくりした速度で九州南部を北東に進み、7日は四国・中国・近畿地方、8日は北陸地方に達する見込みです。
台風の動きが遅いため、すでに大雨が長時間続き、土砂災害などの危険度が高くなっている地域があります。今後、各地で大雨による災害の危険度が高くなる見込みです。
<大雨>奄美地方では総降水量が600ミリ超の記録的な大雨となっている。九州南部では6日9時までの24時間降水量が300ミリを超える地域がある。今後、 東日本、西日本の広い範囲で、非常に激しい雨、局地的には猛烈な雨を伴い大雨となる。土砂災害、河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重に警戒。
<暴風・高波>台風の中心付近では猛烈な風が吹いており、今後、台風の勢力はやや弱まるが、西日本では広く非常に強い風が吹く見込み。海はうねりを伴い大しけとなる。暴風や高波に厳重に警戒。
<高潮>大潮の時期にあたるため、進路にあたる湾・沿岸では、満潮時間帯を中心に高潮に警戒。
<竜巻突風>竜巻などの激しい突風は台風から離れた場所でも発生、十分注意。
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