台風第5号の今後の見通しについて(8月5日11時20分)

報道発表日

平成29年8月5日

本文

 強い台風第5号は、屋久島の南海上をゆっくりとした速度で北上しており、6日朝には強い勢力を維持したまま九州にかなり接近し、その後、上陸するおそれがあります。
 奄美地方では記録的な大雨となっているところがあります。台風の動きが遅いため大雨が長時間続く地域があり、台風の進路にあたる地域では大雨に加え暴風も長時間続くおそれがあります。

<暴風・高波>台風の接近に伴い、非常に強い風が吹き、猛烈な風が吹くところもある見込み。海はうねりを伴い大しけとなり、猛烈にしけるところもある見込み。暴風や高波に厳重に警戒。

<大雨>台風が接近・通過する地域では、非常に激しい雨となり、局地的には猛烈な雨が降り、大雨となる。また、九州や四国地方の太平洋側でも大雨となる。土砂災害、河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重に警戒。九州北部豪雨の被災地など災害の危険度が高くなりやすい地域では特に警戒が必要。

<高潮>大潮の時期にあたるため、進路にあたる湾・沿岸では高潮にも警戒。

<竜巻突風>竜巻などの激しい突風は台風から離れた場所でも発生、十分注意。

今後の予想を含めた最新の情報は各地の気象台が発表した気象情報をご利用ください。

【本報道発表に関するお問い合わせ】
  気象庁予報部予報課  03-3211-8303

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