薩摩硫黄島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表
報道発表日
平成29年1月5日
概要
本日(5日)11時00分に薩摩硫黄島に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
本文
薩摩硫黄島では、1月1日から体に感じない振幅の小さな火山性地震が増加し、昨日(4日)は49回、本日(5日)10時まで19回と多い状態が継続しています。
このため、11時00分に薩摩硫黄島に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
薩摩硫黄島では、火山活動が高まっており、小規模な噴火が発生する可能性があります。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では降灰、風の影響を受ける小さな噴石及び火山ガスに注意してください。
問い合わせ先
気象庁地震火山部火山課
電話 03-3212-8341(内線:4538)
資料全文
参考資料
- 薩摩硫黄島の火口周辺警報(1月5日11時00分発表)
- 薩摩硫黄島の火山の状況に関する解説情報(1月5日11時45分発表)
- 薩摩硫黄島の火山活動解説資料(1月5日12時30分発表)[PDF形式:543KB]
- 薩摩硫黄島の降灰予報(定時)
- リーフレット「薩摩硫黄島の噴火警戒レベル -火山災害から身を守るために-」[PDF形式:522KB]