台風第１０号の今後の見通しについて
報道発表日
平成28年8月29日
本文
大型で非常に強い台風第１０号は、２９日は関東の南東海上を北東へ進む。３０日は温帯低気圧の性質を帯びつつ、関東の東海上で次第に加速しながら北北西に進路を変え、３０日午後にかけて、暴風域を伴って北日本や関東地方に接近し、上陸するおそれ。その後は、日本海へ進む見込み。
＜暴風・高波＞台風接近・通過時、北日本や関東地方を中心に、非常に強い風が吹き、海上では猛烈な風となり、海は大しけ、猛烈にしけるところもある見込み。暴風や高波に厳重に警戒。
＜大雨＞台風が接近する前から、北日本と東日本の広い範囲で激しい雨が降る見込み。台風が接近・通過する地域では、非常に激しい雨となり、局地的には猛烈な雨が降り、大雨となるおそれ。土砂災害、河川の増水やはん濫、低地の浸水に厳重に警戒。
＜竜巻突風＞竜巻などの激しい突風は台風から離れた場所でも発生、十分注意。
＜高潮＞大潮の時期で、進路にあたる湾・沿岸では高潮にも警戒。
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