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「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第23報)

報道発表日

平成23年3月22日

本文

○ 余震活動の状況

 余震は、岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で発生しています。18日(金)12時から本日(22日(火))12時までに、M6.0以上の余震は2回、M5.0以上の余震は24回発生し、これまでに発生した余震は、M7.0以上は3回、M6.0以上は52回、M5.0以上は318回です。
(注:余震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)

 M7.0以上の余震について詳細に解析した結果、これまでの最大余震は、3月11日15時15分の余震で、その規模はM7.7となりました。

 (注)M7.7は、CMT解析によるモーメントマグニチュードです。

○ 余震の見通しについて

 余震は、次第に少なくなってきていますが、未だ活発な状況です。余震は、広い範囲で発生しているため、同じ規模の余震であっても、発生する場所により各地での震度は異なります。
 今後も、震源地に近いところで最大震度5弱以上となる地震が発生する可能性があります。場合によっては、震度6弱~6強となる余震が発生する可能性もありますので警戒して下さい。

○ 防災上の留意事項

 揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まっていますので、余震による強い揺れに引き続き警戒してください。
 復旧活動など屋外で行動する場合は、余震の揺れによって二次災害のおそれがありますので、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。
 また、大きな余震が発生すると津波が発生する可能性があります。海岸で強い揺れを感じた場合、また、揺れを感じなくても津波警報や津波注意報が発表された場合には、直ちに海岸から離れ高台等の安全な場所に避難してください。


図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。

問い合わせ先

気象庁地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4721、4724
気象庁地震津波監視課
電話:03-3212-8341 (内線)4559

資料全文


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