ひずみ観測点の新しい名称について
報道発表日
平成22年12月27日
本文
ひずみ観測点の名称について、「市町村名」+「町・字名等」を基本とする名称に変更し、観測点の場所が分かりやすくなるようにします。
東海地震に関連する情報や地震防災対策強化地域判定会の資料等で用いられているひずみ観測点の名称は、異常な現象がどこで発生しているのかを伝える重要な情報です。この名称について、これまで「市町村名」等の名称を用いてきましたが、市町村合併や観測点の高密度化により、同一市町村内に複数の観測点が存在する状況になり、「何処の市町村の、何処の場所に設置しているのかが分かる名称として欲しい」と要請されていました。
今般、新たなひずみ計の整備を契機に、観測点の名称について検討した結果、住居表示と類似の名称とするのが適当であると判断して、「市町村名」(市町村の名称)に、「町・字名等」(町名、字名、あるいは施設名称等、その場所や地域を示す広く知られた名称)を加えた名称とすることにしました。
ひずみ観測点の名称については、気象庁の観測点のみでなく、気象庁が異常監視に使用している国土地理院、(独)産業技術総合研究所および静岡県のひずみ観測点についても同様に、「市町村名」+「町・字名等」を基本とする新しい名称とすることにしました。新しい名称は、別紙1のとおりです。また、観測点の配置は別紙2のとおりです。
この新しい名称は、観測処理システムのパラメータ変更など、所要の準備を整え、来年(平成23年)1月17日から運用する予定です。
詳細については、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問い合わせ先
気象庁地震火山部地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)5513