海洋気象観測船「凌風丸」の一般公開について ~11/3(土)、4(日)に横浜港で実施~
報道発表日
平成19年10月19日
概要
気象庁では、海洋気象観測船「凌風丸」の一般公開を、11月3日(土)および4日(日)に、 横浜市の後援により、横浜港(新港埠頭5号岸壁)で実施します。
本文
気象庁では、本庁および海洋気象台(神戸、函館、長崎、舞鶴)に計5隻(凌風丸、啓風丸、高風丸、長風丸、清風丸)の海洋気象観測船を配置し、西太平洋および日本周辺海域において海洋と気象の観測を行っています。
このたび、下記の通り11月3日(土)および4日(日)に、横浜港(新港埠頭5号岸壁)で気象庁本庁に配置された海洋気象観測船「凌風丸」の一般公開を実施します。
海洋気象観測船は、地球温暖化をはじめ数年~数十年規模の気候変動の監視、それら気候変動に果たす海洋の役割の解明を目的として、海洋の表面から深層に至るまでの水温、などの観測を行うとともに、二酸化炭素やメタンなど地球温暖化の原因とされる温室効果ガスについても観測しています。また、海面下6千メートルの海水を採取する装置などを装備しています。また、台風などの予測の基礎データを取得するため、風船により高度数千メートルまでの観測を行う装置なども備えています。
1 開催日:平成19年11月3日(土)および11月4日(日)
受付時間:10:00~14:30(受付後15:00まで見学可)
2 開催場所:横浜港・新港埠頭5号岸壁(別紙参照)
最寄り駅/みなとみらい線 馬車道駅より徒歩約15分
JR根岸線・市営地下鉄 桜木町駅・関内駅より徒歩約25分
3 実施体制:主催/気象庁、後援/横浜市港湾局
4 参加方法:会場にて受付。入場無料。
5 その他
・雨天でも実施しますが、荒天時(強風・波浪等の注意報・警報が発表された場合)には、中止する可能性があります。なお、中止の場合は気象庁HPでお知らせします。
※気象庁HPのURL http://www.jma.go.jp/jma/index.html
・船には急な階段がたくさんあり、滑りやすくなっていますので、動きやすい服装・靴でお越しください。
・船内通路は狭いため、大きな荷物の持ち込みなどはご遠慮ください。
・駐車場はありませんので、公共交通機関を利用してお越しください。
問い合わせ先
・気象庁 総務部 広報室 電話:03-3212-8341(内線:2126)
・横浜市 港湾局 振興事業課 電話:045-671-2888