キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

8月の天候

報道発表日

平成17年9月1日

概要

2005年(平成17年)8月の天候の特徴は以下のとおりです。

  • 全国高温 西日本を中心に太平洋高気圧に覆われ、全国的に高温となった。
  • 北・東日本の日本海側の多雨、西日本の少雨 前線や低気圧の影響で北・東日本の日本海側は多雨となったが、晴れの日が多かった西日本は少雨となり、四国地方を中心に渇水が続いた。
  • 各地で雷雨多発 暖湿流や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、雷雨となる日が多かった。
  • 台風第9号接近、第11号上陸、第13号接近 台風第9号と第13号は上旬と下旬に先島諸島に接近し、台風第11号は26日に千葉市付近に上陸した。

本文

1 概況
 西日本を中心に太平洋高気圧に覆われ、全国的に気温の高い日が多かった。北・東日本日本海側は前線や低気圧の影響で多雨となったが、晴れの日が多かった西日本は少雨となり、四国地方を中心に渇水が続いた。また、北・東日本を中心に太平洋高気圧の縁辺の暖湿流や上空の寒気の影響を受けやすく、大気の状態が不安定となって平年に比べ雷雨となる日が多かった。
 上旬には台風第9号がフィリピンの東海上を北西に進んで先島諸島に接近し、26日に台風第11号が三浦半島を通過後、千葉市付近に上陸した。下旬には台風第13号が先島諸島に接近した。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値
(1)平均気温
 8月の平均気温は、全国的に高く、北海道、東北地方北部などで平年を1℃以上上回った。
(2)降水量
 8月の降水量は北日本の日本海側、北陸地方、関東甲信地方などで多く、酒田(山形県)では8月の降水量の最大値を更新した。一方、北海道の太平洋側や西日本などでは少なかった。南西諸島は平年並だが、多いところと少ないところに分かれた。西日本や南西諸島では所々で平年の40%未満となり、名護(沖縄県)では8月の降水量の最小値を更新した。
(3)日照時間
 8月の日照時間は、北海道で多く、中国地方、四国地方や九州地方南部で平年並だったが、そのほかの地方では少なかった。

問い合わせ先

気象庁観測部観測課統計室
電話03-3212-8341(内線)4154
気象庁地球環境・海洋部気候情報課
電話03-3212-8341(内線)3154

資料全文


Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ