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平成12年9月25日 |
東海地域においては、地殻内および潜り込むスラブ内において目立つような地震活動はなく全般的に静かな状況が続いています。 駿河湾及びその西岸域の地震活動は、消長を繰り返しながら、全体としてはなお活動の低い状態が継続していると考えられます。 三宅島の火山活動、新島・神津島近海の地震活動等により東海地域で観測されていた体積歪変化は、現在は認められなくなってきました。 |
(解説) 大地震が発生する前には、その周辺域で地震活動が低下することがあることが知られています。現在東海地域で見られる地震活動の静穏化は、東海地震の前兆現象である可能性もあるため、気象庁では注意深く監視を行っています。 |