線状降水帯予測精度向上ワーキンググループ

開催趣旨

 令和2年7月豪雨において、線状降水帯による大雨によって甚大な被害が発生したこと、また線状降水帯による特別警報級の大雨となることを事前に予測することが困難であったことから、気象庁として線状降水帯の予測精度向上を喫緊の課題として認識しました。それを踏まえて、気象庁は、令和2年12月23日に「線状降水帯予測精度向上ワーキンググループ」(以下「WG」)を発足しました。このWGは、大学や研究機関の専門家の協力を得て線状降水帯に関する最新の研究の知見を取り入れ、線状降水帯の予測精度向上に資することを目的としています。
 WGは、気象庁の取り組んでいる線状降水帯の予測精度向上に向けた技術開発への助言や、線状降水帯の予測精度向上に向けた技術開発における産学官連携の検討を行います。気象庁では、WGでの検討や助言を最大限に活かし、線状降水帯の予測精度が向上するための技術開発や、防災行動支援に資する情報の作成や改善に、全力で取り組んでまいります。

委員名簿(敬称略、五十音順、令和5年12月現在)

伊藤 耕介(いとう こうすけ)京都大学防災研究所気象・水象災害研究部門 准教授
伊藤 純至(いとう じゅんし)東北大学理学研究科地球物理学専攻 准教授
川村 隆一(かわむら りゅういち)九州大学理学研究院地球惑星科学部門 教授
佐藤 正樹(さとう まさき)東京大学大気海洋研究所海洋地球システム研究系 教授 (主査)
清水 慎吾(しみず しんご)防災科学技術研究所 主任研究員
高薮 縁(たかやぶ ゆかり)東京大学大気海洋研究所気候システム研究系 教授
竹見 哲也(たけみ てつや)京都大学防災研究所気象・水象災害研究部門 教授
坪木 和久(つぼき かずひさ)名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授
芳村 圭(よしむら けい)東京大学生産技術研究所 教授

会合の概要


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