台風情報の表示方法等の見直し案について

新しい台風予報の図表示方法(案)

予報円の中心の点やそれを結ぶ線の表示

  • 現在は、台風が必ず予報円の中心を通るかのような誤解を招かないようにするため、予報円の中心点やそれを結ぶ線を表示していません。しかし、予報円を用いた表示が定着して予報に誤差があることが理解されるようになったこともあり、台風の予報進路をより見やすくするために、図1, 2 に示すように、点・線を表示します。
  • ただし、台風の進路予報の誤差を表す予報円の広がりに注意してご利用いただく必要があります。
  • 予報円の中心付近は台風の進む確度が最も高い場所ですが、台風が必ず予報円の中心を通るとは限らず、たとえば、図3のように予報円の中心から外れて進みます。この例では24, 48, 72 時間予報で予報円の中心と実際に進んだ位置とがそれぞれおよそ 116km, 214km, 323km ずれています。この値は過去3年間平均の予報誤差とほぼ同じです。
  • 台風の進路予報の誤差はこちらをご覧ください。

予報円の中心点やそれを結ぶ線を描いた図 予報円の中心点やそれを結ぶ線を描いた図
図1 予報円の中心点やそれを結ぶ線を描いた図(図をクリックすると、点や線のない図に変わります)
図2 予報円の中心点やそれを結ぶ線を描いた図(図をクリックすると、点や線のない図に変わります)
予報円の中心を結ぶ線と実際の経路を示す模式図
図3 台風の予報円の中心を結ぶ線(青の点線)と実際の経路(赤の破線)を示す模式図。24, 48, 72 時間予報でその差はそれぞれおよそ 116km, 214km, 323kmで、過去3年間の予報誤差の平均値とほぼ同じです。

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