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スモッグ気象情報

スモッグ気象情報

 光化学スモッグの発生しやすい気象状況(晴れて、気温が高く、風が弱いなど)が予想される場合、担当する気象台はスモッグ気象情報を発表します。このスモッグ気象情報は、都道府県から入手した過去の光化学スモッグの発生状況とその際の気象状況に基づく統計的な予測手法を用いて発表しており、概ね、発表単位は都府県の広さ(府県予報区)、対象期間は発表した時点から当日の夕方までとしています。
 また、関東地方と九州北部地方(山口県を含む)では、環境省及び都県の観測データとメソ数値予報モデルを活用して、光化学スモッグの発生しやすい気象状況を詳細に予想し、地域や時間帯をさらに絞ったスモッグ気象情報を発表しています。

全般スモッグ気象情報

 翌日に広い範囲で光化学スモッグの発生しやすい気象状況が予想される場合、気象庁本庁は全国を対象とした全般スモッグ気象情報を11時頃に発表します。この全般スモッグ気象情報を用いると、前日日中から翌日の対応などの検討が可能となります。
 全般スモッグ気象情報は、気象研究所で開発し、気象庁で運用している全球大気汚染気象予測モデルの予測結果と気象予測をもとに作成しています。このモデルは、大気汚染物質の排出量の推計値を基に、大気汚染物質の大気の流れによる輸送と化学反応による生成・消滅過程を組み込んだ数値予報モデルです。なお、大気汚染物質の排出量の推計値には、国立環境研究所と海洋研究開発機構、九州大学、総合地球環境学研究所などの共同研究で作られたアジア域の大気汚染物質排出量データ(REAS)などを用いています(参考文献)。

参考文献
Ohara, T. et al.: An Asian emission inventory of anthropogenic emission sources for the period 1980-2020, Atmospheric Chemistry and Physics, 7, 4419-4444 (2007)
Horowitz, L. W. et al.: A global simulation of tropospheric ozone and related tracers: Description and evaluation of MOZART, version 2, J. Geophys. Res., 108, 4784 (2003), doi:10.1029/2002JD002853

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