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風向風速計/観測の原理

ここでは気象庁をはじめ地方公共団体や運輸・電力供給等の事業者が広く使用している「風車型風向風速計」を中心に説明します。
設置及び保守に関する注意点は他の型の風向風速計についてもほぼ同様です。


風車型風向風速計

風車型風向風速計は流線型をした胴体に垂直尾翼と4枚羽根のプロペラが取り付けられています。
垂直尾翼により風が吹くとプロペラが風上に向くように回転し胴体の向きからは風向が、プロペラの回転数からは風速がわかる仕組みになっています。

風向と風速のあらわし方

風向とは風が吹いてくる方向をいい、北を基準に全周囲を16または36に分割して、16方位、36方位で表します。風速は単位時間に大気が移動した距離をいい、測定値は0.1m/sの位まで表します。
風向・風速はたえず変化しているため、一般的には観測時刻の前10分間の測定値を平均し、その時刻の平均風向・平均風速とします。
瞬間風向・瞬間風速とはある時刻における風向・風速をあらわし、1日の瞬間風速の最大値を日最大瞬間風速といいます。一方、10分間平均風速の最大値を日最大風速といいます。最大瞬間風速と平均風速の比を「突風率(ガストファクター)」といい、突風に対する防災の指標となっています。 突風率は1.5〜2倍程度が一般的(場所によってはもっと大きくなることもあります)です。例えば台風等で最大風速20m/sと発表された場合はその2倍の40m/s程度の突風が吹く可能性があります。

風向風速計の外観と風向表示

風向風速計の外観と風向表示

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