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雨量計/簡単な動作点検方法

転倒ますの機能を点検するには20秒に1回程度のゆっくりした速度で転倒ますが転倒するように受水部から水を注入し、転倒ますの転倒回数と計測値(表示値)を比較することで確認できます。なお、確認作業の実施をデータの利用者に連絡して、確認作業中の測定データは無効なデータ(欠測)であることを周知します。


コラム 定量的な評価方法

転倒ます型雨量計の測定値に疑問がある場合に、雨量計の動作を定量的に評価する簡易な一例を紹介します。

  1. 雨量計の受水器より高い位置に一定量の水を入れた容器を置きます。
  2. この容器に細いチューブ(内径1〜2mm)を入れてチューブから空気を抜くとサイホンの原理で一定の流量で水が流れ落ちるので、この水を受水器で受けて水量を計測させます。

注入する水量と計測される降水量の関係


10mm(=1cm)の降水量に相当する水の量は、口径が20cmの雨量計では

314cm (=10cm×10cm×3.14×1cm:半径×半径×円周率×高さ)です。

あらかじめ容量のわかっている容器、例えば500 ml(=500cm )のペットボトルを利用した場合、この水の量は 15.9mm(=1cm×(500 ÷314))の降水量に相当します。 0.5mm単位で転倒する雨量計では、15.5mm の降水量が計測されることになります。注入する速度があまり早いと誤差が大きくなる(転倒ますが転倒する間の降水は転倒ますに溜まらないからです)ため、 水の流量をチューブの内径や本数によって調節して30分以上かけて受水器に注入するようにします。 (30分かけて注入すると1時間雨量30mmを超える激しい雨に相当します。)


定量的な評価方法

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