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観測環境と観測所のシステム構成

アメダスの観測環境

観測地点周辺の地域を代表する観測を行うためには、周囲の地形、建物、樹木等の影響をできるだけ避けるようにして気象測器を設置します。
気象庁のアメダス観測所(気温・雨量・風・日照・積雪を観測している)の一般的な観測環境は次のとおりです。


  • 風通しや日当たりの良い場所を選んでいます。
  • 自然の風を妨げないような材料で柵を設け、外部からの立入りにより不慮の事故や測器の障害が発生しないよう備えています。
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  • 観測場所(露場)は設置される測器に望ましい観測環境を考慮して選定しています。
  • 気象測器の設置部分(30平方メートル以上)に芝生を植え地面からの日射の照り返し、雨滴の跳ね返りを少なくしています。
  • 設置部分に天然芝の代わりに人工芝を使っても観測には影響がないことを確認しています。

アメダスの一例(北海道 美唄地域気象観測所)

アメダス観測所の構成例

実際の気象観測を実施するための観測所には、測器が測定したデータを集信・処理するデータ処理部、観測データを必要とされる場所まで無線や電話回線等を介して伝送する伝送部、各装置に電力を供給する電源部、これらを接続するコネクタ、ケーブル、接続盤等からなる接続部などが必要です。
以下にアメダス観測所の構成を代表例として示します。
(注:実際のアメダス観測所では日照の観測も行っています。)

アメダス観測所の構成例

データ変換装置

観測所にはデータ変換装置が設置されており、測定値の処理やデータ伝送を行います。
以下にデータ変換装置の構成と機能を示します。

データ変換装置の構成と機能
構成 機能
筐体(きょうたい) 屋外用と屋内用があり、データ変換装置の各機器を収納します。
接続盤 測器と変換処理部・電源部間の信号・電源ケーブルの接続を中継します。避雷器はここに設置されます。
変換処理部 各測器からの測定値を取り込み観測データとするために必要な処理をおこなって符号送信部に渡します。
符号送信部 観測データをパケット網や公衆電話回線に出力し、アメダスセンターに送ります。
電源部 耐雷トランスを介して商用電源を入力して直流電源に変換して各機器に供給します。予備電源としてバッテリを持っており、停電のときはバッテリから電力を供給します。
ヒーター/ファン データ変換装置の温度を適切な範囲に保ちます。

データ変換装置の外観

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